30代、40代はトリレンマ世代?

トリレンマ(Trilemma)とは

ジレンマが2つの選択肢/前提がともに受け入れられない状況を指すのに対して、トリレンマは一度に解決出来ない3つの選択肢/前提を抱える状態を指す。

親の介護、自分の老後、子どもの教育と3つの課題に一度に直面し、全てを解決出来ない可能性を抱えた世代をトリレンマ世代と定義している。

晩婚化で出産する母親の年齢は上昇し、2009年度には新政治の22.5%の母親が35歳以上となりました。

35歳以上の新生児の母親の平均年齢を38歳として3歳年上の父親は、子どもが20歳の時には60歳を迎えます。しかもそのときには自分達の両親は80代後半になります。親の介護の費用や精神的・肉体的負担、自身の老後の生活とその資金、そして子ども達の教育資金。この3つが同時に圧し掛かってくる懸念、トリプル懸念を抱えたトリレンマ世代が現在の30~40代の世代なのです。

過去2005年~2015年を想定し、このトリレンマ世代は潜在的に220~330万世帯に上ると推測されています。

トリレンマ世代という言葉はあまり馴染みがないかもしれませんがサンドイッチ世代という言葉を聞いた事がある人は多いのではないでしょうか?サンドイッチ世代とは自分が健在な内に親世代の老後と子どもの養育負担が重なる事でこれ自体がアジアの国々では問題になっている国が多くあります。

ただ日本においては社会保障が充実していたが為に、このサンドイッチ世代は全生産人口の6%と低く抑えられていました。しかし、それを超える深刻な問題を抱えたトリレンマ世代が今後一気に膨れ上がる可能性があります。その一番の原因は先に挙げた通り、晩婚化ですね。

サラリーマン1万人を対象に行われたアンケートではこのような潜在的な不安を抱える中で老後への備えの必要を感じている人の率は97%を超えます。しかしそれに対して備えをしていない人が半分を超え、備えをしているという人の貯蓄の平均額は329万円程度です。

そして老後の不安解消の為の必要資産を作り出すのに重要だと思う方法は何かという質問には預貯金を遣っての備え退職金・企業年金の充実、そして資産運用という風にほとんどの人が回答をしています。ではこの中で自分の意志で大きく出来る可能性が高いのはどれでしょうか?

回答は人によって違いますが、私は圧倒的に資産運用だと考えています。そして時間をかけて備える事でリスクを出来る限り低く取りながら複利と時間を味方につけるという発想が私達の世代には必須だと思うのです。

ライフプランを作ってみるとよくわかりますが、老後の資金などを増やす前提のない設計をすると、当然人生の終末に向けて資産は常に目減りを続けます。資産が底をつくまでに自身が亡くならないと他から収入を補てんする必要が出てきます。潤沢な資産も含めた環境が無いと、長生きが手放しで喜べるものではなくなってしまうのです。

一転、資産運用し、老後の時期までに一定以上の資産を作り上げ、一定利率で運用する設計を持つと、老後資金は運用益のみで賄い、資産を減らす事なく自身の健康が許す限りは人生を謳歌する事が出来るうえ、家族のお荷物になる事もなく、子孫に遺産を遺す事まで出来るのです。

とてもじゃないですがこんな芸当は退職金や預貯金では実現不可能です。投資にはリスクが付き物です。しかし時間をかける事でリスクを抑えた運用をする事が可能ですし、長期間運用を続ける事で更にどんどんと条件は優位になっていきます。

まだ自身が現役で第一線で働ける体力があるという事は違う側面で見るとリスクが取れるという事です。その内に1日も早く備えを、特に投資活動を始める事を強くお薦めします。


カテゴリー:30代 40代

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